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運動イメージ(運動実行を伴わずに運動を行うことを想像する)は,身体に強く根差した具体化された認知であるために,若年者よりもワーキングメモリ機能が劣るとされる高齢者の場合,充分な運動イメージ効果を受けられるのかについて議論が分かれていました.そこで,本学保健医療学部 理学療法学科 福本悠樹講師,東藤真理奈講師,大学院 研究科長 鈴木俊明教授,そして脳活動の分析として,本学作業療法学科 備前宏紀講師と名古屋女子大学 医療科学部 作業療法学科 木村大介教授らが協力し,若年者と高齢者のイメージ中の脳活動と脊髄運動神経機能の興奮性変化から,運動イメージ効果の加齢変化を明らかにしようとしました.本研究成果は国際誌Neuroscienceに掲載されました....

令和6年11月6日(水)・7日(木)は第39回関西医療大学の学園祭 ー関医祭ー がありました。各学科学年が大学の敷地内に出店を出したり、ミニ運動会やビンゴ大会などのイベントを行います。他にも、バンドやダンス、吉本興業の芸人さんを招待してのライブなど盛りだくさんの2日間でした。

運動イメージとは,運動実行を伴わずに,運動を行うことを想像する一連の心的過程であるとされています.運動イメージはワーキングメモリ機能を活性化することで生まれるため,このワーキングメモリ機能が相対的に低い者の場合には,高い者と同等に運動イメージ効果を享受できるとは限りません.そこで,本学保健医療学部 理学療法学科 福本悠樹講師,東藤真理奈講師,大学院 研究科長の鈴木俊明教授は,運動イメージ効果とワーキングメモリ機能の関連性について検討を行い,その成果は国際誌Cognitive Processing(https://doi.org/10.1007/s10339-024-01231-y)に掲載されました.

2024年6月26日から29日にかけて、the International Society of Electrophysiology and Kinesiologyが開催されました。この国際学会は、電気生理学の分野における専門家が集うものですが、研究科長の鈴木俊明教授、理学療法学科の東藤真理奈講師と福本悠樹講師,そして関西医療大学大学院 博士後期課程の黒部正孝さんが発表しました。下記に詳しい演題情報を記載していますのでご参照ください。

2024年6月13日から16日にかけて、第61回日本リハビリテーション医学会学術集会が渋谷で開催されました。当学会はリハビリテーション医を中心とした学術集会ですが、研究科長の鈴木俊明教授が教育講演「F 波波形分析から考える運動機能評価」と一般演題座長、理学療法学科の福本悠樹講師が一般演題「ワーキングメモリ機能の違いが運動イメージ効果としての運動技能と脊髄レベルの興奮性変化に関連する」を発表しました。下記に詳しい演題情報を記載していますのでご参照ください。

例えば、「筋力が上がったのに・・・」「関節可動域が拡大したのに・・・」いまひとつ動作改善が定着しないといった悩みは臨床上多くあります。何らかの疾病により運動技能が失われた場合、その運動練習を繰り返し、適切な運動の再学習を図っていく必要があります。この"適切な運動の再学習"を、より高い効果として得ていくためには、どのような工夫がなされるべきか?理学療法学科の福本 悠樹 講師、東藤 真理奈 講師、そして研究科長の鈴木 俊明 教授らは、運動イメージ(意識的に脳内で運動を企画し、さらにその実行を心的にリハーサルする過程)を利用した運動練習の反復効果について、脊髄運動神経機能の興奮性変化と共に検討しました。本研究の実施に当たっては、公益社団法人...

2月3日・4日に滋賀県で第63回近畿理学療法学術大会が開催されました。本学科ならびに本学大学院卒業生の森亘輝先生(永山病院 リハビリテーション部)が「側臥位での姿勢変化に伴う股関節内旋時の小殿筋前部線維の活動の変化」というテーマで自身の研究成果をeポスターにて発表されました。この研究では、脊柱の側弯が強く座位でのトレーニングが行いにくい患者さんであっても、側臥位(横向きで寝転んだ姿勢)で有効なトレーニングが行えることを超音波画像診断装置を用いて追求しました。この発表はその成果が認められ、学術大会の奨励賞を受賞しました。

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