臨床実習について


医療、福祉、保健領域で活躍できる理学療法士を養成するために臨床実習教育はとても重要です。特に臨床実習での指導方法は、学内教育内容と関連した内容であることが大切だと考えています。そのため、本学科では理学療法評価の方法として、トップダウン評価を取り入れています(具体的な教育方法を参照してください)。

学内教育では、患者への適切な問診、その問診から想定される困っている動作の分析から、具体的な問題点の抽出に至るまでの過程を重視して指導しています。

具体的には、以下のような臨床実習教育を設定しています。

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1.診実習

1年次の理学療法導入セミナーの一環として本学附属診療所にて実施しています。患者さんや医療スタッフへの接し方を学ぶとともに、患者さんに対して問診を実施させていただきます。

トップダウン評価の入り口となる問診は、問題点を見つけるために非常に重要となります。また早期から実習を行なうことで、学習に対する動機づけを高めます。


2.見学実習

2年次では実習施設や本学附属診療所にて見学実習を実施します。実習時期は2年次の後期期間中に行なう予定です。見学実習は1人当たり3日間、実施します。現場でのリハビリテーションの流れを知り、早期から医療現場に適応できるようにしています。また見学実習を通して臨床実習や日々の学習への意欲を高めることも目的にしています 。


臨床実習講師について

本学科では、実習は学内教育の体験学習、と位置づけております。理学療法評価実習および理学療法臨床実習では、大学での教育を十分に理解した臨床実習講師と密に連携して、円滑に実習が行なえるようにしています。


3.理学療法評価実習

3年次の9月から7週間で実施します。

最初の1週間は学内にて実習を行ないます。学外での実習に向けて必要となる基礎知識、評価技術、臨床推論 について補填を行ないます。その後の6週間では実習施設にて実習を行ない、3年次に学修した理学療法評価実習から発展して、理学療法の実施と再評価までの臨床現場にて必要となる一連の知識や技術を学ぶことを目的としています。


4.理学療法臨床実習

4年次に4月から6週間(理学療法臨床実習Ⅰ)、6月から7週間(理学療法臨床実習Ⅱ)で実施します。

本実習では3年次に学修した理学療法評価実習から発展して、理学療法の実施と再評価までの実際の臨床現場で必要となる知識や技術を学ぶことを目的としています。


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