運動イメージ(運動実行を伴わずに運動を行うことを想像するだけのプロセス)は,ワーキングメモリを元に生成されているといわれています.そのため,運動イメージ効果の個人差を発現させる要因として,ワーキングメモリ機能の差異が考えられます.そこで,本学保健医療学部 理学療法学科 福本悠樹講師,東藤真理奈講師,脳活動の分析として,本学作業療法学科 備前宏紀講師,データ解析として,吉田直樹教授、そして全体的な研究指導に本学副学長 鈴木俊明教授が協力し,運動イメージと運動練習を組み合わせた介入が,ワーキングメモリ機能の違いによって,脳・脊髄・手指巧緻性にどのような影響を与えるかを検討しました.本研究成果は国際誌IBRO Neuroscience Reportsに掲載されました.
理学療法学科
関西医療大学 保健医療学部
治せるセラピストを養成する
将来、理学療法士の供給過剰や働き方の変化が訪れることが予想されます。どのような状況になっても、クライアントさまからの数々の要望に向き合える知識と技術を持つ人材が「治せるセラピスト」です。
学科長の挨拶
スポーツ傷害の治療者も目指せる本学科で、未来に向かって学びましょう。

中学や高校時代に部活動でケガをして理学療法士の治療を受けたことを機に、本学科に進学を希望したという学生が数年前から増えています。
本学と他大学との最も大きな違いは、東洋医療と連携した先進的な学びがあるということですが、これに加えてスポーツ分野を専門とした理学療法士の指導のもとで、スポーツ傷害の治療者としての理学療法士をめざせるのも大きな魅力です。
目標は違っても、目指すのは「治せるセラピスト」。仲間と一緒に頑張りましょう。
「スポーツと理学療法」
本学理学療法学科の「スポーツと理学療法」における、大学教育プログラムを紹介します。スポーツへの関わりを考えている方は是非、一読してください。
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News & Topics
中尾哲也 准教授が海外で活躍するサッカー選手のコンディショニングを指導
2025年06月10日
シンガポールプレミアリーグ 1部のタンジョンパガーユナイテッドFCでプレーしている西川翔大選手に会って来ました。 約9年前に指導させていただいてから大きな怪我とは無縁だったようですが、この度残念ながら接触プレーによる足首受傷で手術を受けられていました。